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オンライン(ビデオ通話)システムで効率があがる業種

更新日:2023年12月15日

オンラインで手軽に人と会うことができる時代になりました。プライベートはもちろん、ビジネスでもごくふつうに利用されています。

では、どんなビジネスにでもビデオ通話は適当なものなのでしょうか。


ここでは、ビデオ通話システム導入により効率が向上すると思われる業種に焦点を当て、その利点についてお伝えします。



はじめに。社内活用・リモートワークなど


ビデオ通話システムは様々な企業において、リモートワーク、オンライン会議といった場面で最も効果的に活用されています。以下はリモートワークにおけるビデオ通話の利点です。


実質的なオフィス環境:チームメンバーはビデオ通話を通じてリアルタイムでコラボレーションでき、プロジェクトの進行を監視し情報を共有できます。これにより、オフィスにいるかのような効果的な協力が可能です。


柔軟性と効率性:リモートワーカーは地理的な制約なしで業務を遂行できます。自由に居住環境を変えることが可能になり、結果、仕事と生活の調和が取りやすく通勤時間も削減されることによって生産性が向上します。


多国籍チームの協力・採用活動の自由度:ビデオ通話を使用すれば、異なる地域に住むチームメンバーが効果的にコミュニケーションできます。これは多国籍企業にとって特に価値のある要素です。また、居住地を限定せずにすむため、今まで対象としていなかった地域からの人材獲得が可能となります。


弊社では日常業務、ミーティングなどは自社開発のFACEHUBで行なっています。もちろん、重要な局面ではメンバーが一堂に会することもありますが、通常はオンラインです。また、それによりメンバー全員が常時出社することがなくなったため、通勤費が削減され、全員分のデスクやスペースが不要となり、オフィスの縮小が可能となりました。これらは経費面で大きな節約となります。


1. 教育業界(オンライン教育の分野)


ビデオ通話は教育業界でも効率の向上に寄与しています。オンライン学習と遠隔教育の拡大により、教育機関はビデオ通話を使用して効果的な教育サービスを提供しています。以下は教育業界におけるビデオ通話の利点です。


遠隔授業:教育機関は生徒に対してオンラインで授業を提供でき、生徒は遠隔から授業に参加できます。これにより、場所に依存しない学習が可能となります。


FACEHUBは語学教育における小人数でのグループ学習に採用されました。先生はホワイトボードや画面共有を駆使して生徒の学習意欲を引き出しました。


個別指導:生徒が特定のトピックや科目に関する個別の指導を必要とする場合、ビデオ通話を使用して教師とのセッションを行うことができます。


ACEHUBは個別指導塾系に導入され、生徒は在宅でタブレット端末を用いて個別指導を受けることができます。これは塾通いの疲労、また、夜間の外出に対する本人及び家族の心労がないため、高評価をいただきました。



グローバルアクセス:学生は世界中の大学や専門家とビデオ通話を通じて連絡を取り、国際的な教育機会にアクセスできます。


2. 医療業界(オンライン診療の分野)


医療業界でもビデオ通話の採用が増えています。医師側の意向と患者側の承諾があれば、初診からオンライン診療が可能な時代です。なお、メリットばかりではなくデメリットもあることをあらかじめ理解しておきたいものです。


オンライン診療:患者は在宅のまま、ビデオ通話を通じて医師の診察を受けることができ、通院に伴う時間、費用、ストレス等を軽減することができます。

近くに病院等の施設がない地域にお住まいの方や、体の自由が利きにくい高齢者、通院自体がストレスになる方などの利用が見込まれます。


FACEHUBはAGA治療を専門に行なう医療機関、美容整形を行なう医療機関グループなどのオンライン診療に採用されています。通話用URLをブラウザで開くだけのかんたんな操作で通話ができます。


医療専門家の協力:医療専門家同士がビデオ通話を使用して症例の相談や協力を行い、診断や治療の品質を向上させます。


なお、症状が重篤な場合や急を要する場合は、迷うことなく救急車を呼びましょう。


※この項については「ビデオ通話を使ったオンライン診療について」で詳しく述べております。ご参照ください。


3. 通販業界(オンライン通販の分野)


オンライン通販:オンライン通販のなかには、一部使い方のわかりにくものや、効果・効能などを詳しく知りたいものなど、画像を見て説明を読むだけでは購入しにくいものがあります。そういった商品を、生産者である企業が自社サイトに設置したオンライン通信でお答えするというサービスが浸透してきています。現在、その多くはAIを使ったチャットボットが主流ですが、そこに、あえてビデオ通話で人を配置することで、顧客に対する安心感や企業の姿勢を表現することができる、と考える企業があります。


とある漢方薬を製造販売している企業様では、日常的に顧客からの質問が多かったため、電話対応を行なっておりましたが、実際に商品をお見せしたり、図解して説明したりといったことが可能になるシステムの導入を検討し、FACEHUBを導入することになりました。現在も月間数百件の顧客対応に有効活用されております。


オンライン通訳:2020年の新型コロナ感染拡大により、一時期大幅に減少したインバウンド(外国人旅行者)ですが、本年から規制が緩まったことや外的な要因を受けて、戻りつつあります。オンライン通訳はインバウンドのために用意されたサービスです。


FACEHUBを使った某通訳サービスは、観光地や景勝地で軒を並べるショップ、宿泊施設のすべてが語学に堪能なスタッフを雇えるわけではないため、クラウド上で数か国語に対応できるスタッフを用意し、観光客が使う母国語と同じ言語を使うスタッフを呼び出し、その場で通訳させるといったサービスです。こちらは専用アプリをショップ等のスタッフが使うスマートフォンにインストールしておくことで利用が可能です。観光客のデバイスを使うわけではないのでスタッフが使い方を習熟していればよいだけです。



4. カスタマーサポート業界(オンラインサポートの分野)


カスタマーサポート業界でもビデオ通話は大きな効果を発揮しています。顧客との対話が視覚的になり、より効果的なサポートが提供されています。


問題解決の効率化:顧客が問題や質問をビデオ通話を通じて示すことで、サポートエージェントは問題の正確な理解が可能となり、より迅速に対応できます。

インフラを扱ういくつかの企業では、FACEHUBを使って顧客対応を行なっています。

たとえば機材の接続部分をスマートフォンで映し出してもらうことで、接続の誤り等を発見し、正しい接続にしてもらうことができたり、症状から該当箇所を割り出し、その部分を映し出してもらうことで原因解明をすることなどが可能です。

スマートフォンでもアプリ不要、ブラウザで通話できるかんたんさが顧客の安心感に繋がっています。


また、保険業界でもFACEHUBを導入された企業様があります。保険商品って、一度説明されてもわからないことが案外多いものです。そのため、こちらの企業様では自社サービスサイト内に通話用URLを埋め込み、ボタンひとつで担当者に繋がるといったシンプルな仕組みでご利用されています。


製品デモンストレーション:製品やサービスのデモンストレーションは、ビデオ通話を介してリアルタイムで行うことができ、顧客に製品の利点を効果的に伝える手段として活用されています。


パーソナルな接触:顧客はビデオ通話を通じてサポート担当者と直接対話でき、よりパーソナルな接触が実現されます。これは顧客満足度向上に貢献します。



5. 人材エージェント業界


オンライン面接:もうすでに多くの企業がオンライン面接を導入しています。リモートワークも含めて働き方の幅が大きく広がり、採用する側も働き手を選ぶ幅が広がったため、リアルの対面型面接では追いつかなくなったことも要因のひとつです。

一次面接、集団面接ではオンラインを使い、最終面接はリアルで、という企業も多いようです。


FACEHUBは大手人材エージェント数社のシステムに導入されております。自社構築したシステムのなかにビデオ通話(FACEHUB)を組み込むといった仕組みです。また、単体でご契約いただき、社内会議等の利用以外にWeb面接でご利用いただいているケースも多く見られます。FACEHUBの使い勝手の良さが評価されてのことと自信を持っております。


※この項の詳細は「Web面接におけるメリットとデメリット」に詳しく述べております。ご参照ください。



結論


ビデオ通話システムは上記の業種で効率を向上させ、コミュニケーションとサービス提供の方法を変革しています。今後も生成AIや他のテクノロジーの進歩により新たな機能と適用分野が拡大することが期待されます。企業や組織がビデオ通話を最大限に活用し、効率的なコミュニケーションとサービスを提供することで、競争力を維持し、業界全体の発展に貢献するでしょう。FACEHUBも選ばれるための創意工夫を怠ることなく続けていきます。


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