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オンライン営業(ビデオ通話)における顧客獲得の成否

更新日:2023年12月15日

はじめに


オンライン営業には電話、メールといった旧来からのツールに加え、視覚に訴える手法としてビデオ通話が注目されはじめ、2020年春の新型コロナ以降は一般的に受け入れられています。経費削減やストレス軽減などのメリットも謳われるビデオ通話ですが、ここではその利用にあたっての注意点も含め検証してみたいと思います。




まずはメリットからです。


  1. 効果的な対話:オンラインビデオ通話は、対面での商談に匹敵する効果的な対話を可能にします。画面を通してではありますが、目で見ることができるという利点は、現時点ではリアル以外では得難い要素です。そこでは、製品やサービスの魅力をリアルタイムで伝えることができます。


  1. 地理的制約の克服:地域を超えた顧客獲得が可能です。オンラインならば、遠隔地にいる潜在的な顧客とも手軽に直接対話でき、新しい市場を開拓するチャンスが広がります。 弊社でも実際に地方自治体や地方の金融機関など、リアルであれば繰り返し訪問するための日程・出席者等の調整に追われるところですが、FACEHUBを使った営業活動が可能だったため順調に打ち合わせを重ねることができ、結果、導入に至ったケースがございます。


  1. 柔軟なスケジューリング:2でも触れましたが、顧客とのビデオ通話は柔軟なスケジューリングができ、お互いの都合に合わせた商談が実現しやすいのが利点です。これにより、スピーディーかつ有効な顧客獲得に繋げられます。


  1. リアルタイムなデモンストレーション:製品やサービスの実演やデモンストレーションが可能です。リアルタイムでのデモは顧客に直感的に理解させ、購買意欲を高める効果があります。これは気軽にサンプルを配布できないような商材やシステムなどに有効です。FACEHUBでも画面共有で資料を共有したり、また、商談終了時にFACEHUBから直接資料を送付差し上げることなどで商品の優位性をアピールすることができました。


これらメリットがあるいっぽうで、デメリットも理解しておく必要があります。


  1. 技術的な課題:オンラインビデオ通話には適切な機器と高速なインターネット接続が必要です。技術的なトラブルが生じると、商談の円滑な進行が妨げられる可能性があります。FACEHUBは通話前のテストがありますので、使用するデバイスでカメラ・マイク・通信速度等の確認ができます。これらを完了することで円滑な通話に進むことができます。また、通話中の通信状態を自動的に感知し、映像のみをオフにすることで通話そのものが途切れにくようにしますが万能ではありません。


  1. 非対面の制約:対面の商談と比べて、相手の表情や仕草が限られた範囲でしか伝わりません。感情やニュアンスの把握が難しいため、誤解が生じる可能性があります。


  1. セキュリティリスク:オンラインビデオ通話はセキュリティ上のリスクを伴います。機密情報が不正にアクセスされる可能性があるため、適切なセキュリティ対策が必要です。 弊社のクライアント様には金融機関、保険会社といった顧客データを取り扱う企業様が多くいらっしゃいます。それらのクライアント様のセキュリティは当然のように堅牢です。しかし、一社一社個別に対応させていただくことで、快適にFACEHUBをご利用いただけております。また、サービス開始から8年を経過しましたが、過去に情報漏洩やハッキングに遭ったという報告は受けておりません。


  1. オンライン疲労:長時間のオンラインミーティングや商談は、顧客にオンライン疲労を引き起こす可能性があります。効果的な休憩やオフラインでのコミュニケーションも考慮する必要があります。新型コロナの感染リスクの制限が緩んだことも手伝い、実際にお会いすることの障壁が低くなりました。オンラインで始まった商談も、実際にお訪ねして担当者がリアルに顔を出すことで円滑に進むケースもあり得ます。使い分けすることでオンライン疲労のリスクを軽減しましょう。


最後にまとめとして成功のポイントをあげたいと思います。


  1. 適切なツールの選定:信頼性の高いビデオ通話ツールを選ぶことが重要です。使いやすさや必要な機能があること、また、高いレベルでのセキュリティ対策を施しているかなどで比較、選択することが重要です。FACEHUBはそれらの要求を充たせるツールの一つであると自負しております。


  1. 事前の準備とトレーニング:オンライン商談前には事前の準備が欠かせません。スムーズな商談を行うために、ツールの使い方やプレゼンテーションのトレーニングを行いましょう。FACEHUBでは実際の導入前に使い勝手、通話の品質、機能の使い方を検証していただくためのデモンストレーション利用を無償提供しております。実際に使う現場の方々に検証していただくことでツールの良し悪しが理解できます。導入後も商談だけに使うのではなく、ミーティングやトレーニングプログラムを組んでの利用など、積極的に利用することでスキルアップできます。


  1. 積極的なフォローアップ:オンライン商談後も積極的なフォローアップが成功の鍵です。追加情報提供や質問などをメールやチャットだけでなくFACEHUBでの専用相談窓口を設け、リアルタイムに迅速に対応し、顧客に安心感を与え、期待に応えましょう。 弊社では自社サイトのお問い合わせ窓口にFACEHUBを使った「FacePeer相談室」を設置しております。一度お試しいただけますと幸いです。


オンライン営業における顧客獲得は、適切な準備と効果的なコミュニケーションが鍵となります。メリットを最大限に活かし、デメリットに備えつつ、技術的な課題やセキュリティリスクにも対処することが不可欠です。弊社はオンライン営業の成功に向けて常に最新の技術とノウハウを提供し、顧客との成功体験を築くお手伝いをしています。オンラインビジネスの未来を切り拓くために、本稿のポイントを活かして効果的なオンライン営業を展開しましょう。


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